2024年07月13日

「このゆび☆とまれ①」実施レポート

7月6日(土)に、「このゆび☆とまれ①」を開催し、8家族22名の方に参加していただきました!

「このゆび☆とまれ」は、不登校傾向にある児童生徒とその保護者を対象にした事業で、学校や家庭以外の居場所づくりを目指しています。

今回の「このゆび☆とまれ①」では、昼食作りのうどん打ちから始まり、食後は大人と子どもで分かれて活動しました。
子どもはハーバリウム作りと七夕の飾り作りをして、その間、大人は保護者同士で情報交換会を行いました。

うどん打ちは、親子で協力し生地をこねるところから行いました。
中には、最初活動に参加できない子もいましたが、工程が進みうどんにコシを出すために行う生地を踏む作業に移ると、率先して作業に取り組んでくれました。
保護者の方も、料理教室気分で楽しみながら活動に参加してくれました。
完成した、自分たちで生地から作ったうどんは、格別なおいしさだったのではないかなと思います。
今回のこのゆび☆とまれでは、「使ったものは片付けよう」というめあてを掲げて活動しましたが、食べ終わった後に、子どもたちが率先して洗い物や机、椅子を片付けてくれて、めあてを達成しようという姿がとても嬉しかったです。

子どもの活動のハーバリウム作りでは、好きなドライフラワーを瓶に詰めて、思い思いのハーバリウムを作りました。
完成したハーバリウムは保護者の方にプレゼントすると伝えると、お父さんお母さんのことを考えながら、どんな花にしようか、どんな配置にしようかと頭を悩ませる姿が印象的でした。

七夕飾り作りでは、ボランティアのお兄さんお姉さんに折り紙の折り方や切り絵の作り方を教えてもらいながら、七夕飾りを作りました。
自分の願い事を短冊に書き、作った飾りと一緒に笹にくくりつけて教育センターの玄関に飾りました。
子どもたちの可愛らしい願い事や、学生ボランティアの卒業を懸けた切実な願い事もありました。みんなの願い事が叶うといいな~。

また、保護者情報交換会では、カウンセラーの先生を交えて保護者同士で悩みや考えを共有しました。

参加者からいただいたアンケートには、「また参加したい!」「回数を増やしてほしい!」「子供の成長が見られてうれしい!」「色々な意見が聞けて心が楽になった」「回数を重ねることで安心して過ごせる場所になっています」などの意見がありました。

さて、次回は9月27日(土)~28日(日)で「このゆび☆とまれ②」を予定しています。
今回の「このゆび☆とまれ①」は日帰りでしたが、次回の「このゆび☆とまれ②」は1泊2日です。
1泊2日の活動の中で、子ども同士の関わりや保護者同士の話し合いの時間を増やして、より充実した時間を過ごすことができるように計画しています!
最後になりましたが、「このゆび☆とまれ①」に参加された皆様、ありがとうございました!
ボランティアスタッフの皆様もお疲れさまでした!
またのご参加、お待ちしております!