10月12日(土)～14日(月)で「キッズチャレンジキャンプ」を開催し、小学校4年生から6年生までの28名が参加してくれました！
「キッズチャレンジキャンプ」は、子どもたちだけで2泊3日を過ごし、キャンプを通じて仲間と協力しながら、様々な活動にチャレンジしていくイベントです。
参加者同士は学校や学年も違う中、３日間を共に過ごします。
今回の「キッズチャレンジキャンプ」では、子どもたちが主体となってチャレンジできるよう、班対抗で競争する活動を取り入れました。
1日目はテント設営、火起こし、ピザ作りを行いました。
最初の競争はテント設営です！設営マニュアルを見ながら、自分たちの力だけでテントを立てます。
一人では難しいところも班で協力し、速い班は30分ほどで立てることができました！
次の競争は火起こしです！まいぎり式火起こしは簡単には火が付いてくれません。仲間と息を合わせて火種を作っていきます。見事に火が付いた班は５班中２班でした。その火を使って次はピザ作りです！マルゲリータとじゃがマヨソーセージでしたが、班で考えてオリジナルのピザを完成させました。自分たちで作るピザは最高においしかったです！
2日目はオリエンテーリング、BBQ、キャンプファイヤーを行いました。
オリエンテーリングでは、朝握った爆弾おにぎりを持って山の中を５時間近く歩きました。
与えられたミッションをクリアしながらポイントも獲得していくのは簡単ではなく、班での助け合いなくては乗り越えられなかったと思います。
夕食のBBQではさらに仲を深め、そして、キャンプファイヤーでは班で考えたスタンツで盛り上がり、最後はみんなで「笑顔のまんま」を歌いました！
２日目の活動でさらに絆が深まったように感じました！
3日目はカートンドック、カレーコンテスト、テント撤収を行いました。
いよいよ2泊3日の集大成、カレーコンテストです！班で役割を決め、自分たちでオリジナルのカレーを作ります。今回のポイントは隠し味。基本のカレーの具材に加えて、インスタントコーヒーやチョコレートなどの食材を準備し、自由にアレンジできるようにしました。それぞれの班で、加える食材や盛り付け方などを話し合い、班の料理長が審査員にプレゼンをして食べてもらいました。決められた時間、お米の炊き具合、野菜や肉の煮込み加減などもすべて審査に含みます。
ちなみに、審査員は閑谷学校の職員5名が務めましたが、みんな審査を忘れてどの班のカレーも美味しく完食しました。最後は子どもたちも、自分達が作ったカレーを班のみんなで食べました。
2泊3日でたくさんのことにチャレンジし、仲間と協力して困難も乗り越えることができました。参加した子どもたちの振り返りには「料理ができるようになった」や「テントが建てられるようになった」など「楽しかった」だけでなく「～できるようになった」というようなことも多く書かれていました。
今回のチャレンジキャンプでは、子どもだけでのキャンプ、ましてや初対面の人との活動ということもあり、不安に感じることもたくさんあったと思いますが、色々な場面で挑戦したり、仲間と協力したりすることも、その分たくさん経験できたと思います。なにごとにもチャレンジして、時にはチャレンジしている仲間を応援して、これからさらに大きく成長してほしいなと思います。
まだまだ閑谷学校のイベントも続いていきます。キャンプ開放DAYや冬キャンプも開催します。今回のキッズチャレンジキャンプは子どもだけでしたが、親子でのキャンプにも、是非お越しください！
最後に、「キッズチャレンジキャンプ」を支えてくれたボランティアの皆様、ありがとうございました！
