7月27日(土)~28日(日)に、「宿題合宿(自由研究)」を開催し、62名の方に参加していただきました!
「自分が納得できる研究や作文をしよう」というめあてのもと、自由研究の文化コースと自然コース、そして作文コースの3つのコースに分かれて活動を行いました。
文化コースでは、史跡内を自由に見て回り、資料館の資料を見たり、職員にインタビューするなどして調べ学習を行いました。
「なぜ閑谷学校は350年持続しているのか?」「講堂の素材や形の観察」「閑谷学校に関わる有名人物について」など、自分が疑問に思ったり、興味を持ったテーマで研究を行いました。
自然コースでは、閑谷の森に入り、指定した山道コースの生き物マップを作りました。
水辺の生き物を探したり、樹液に群がる昆虫を見つけたり、多種多様な植物を観察したりして、同じ山道コースでも、一人一人の気づきの違いで、色んなバリエーションのマップが完成しました。
作文コースでは、はじめに絵本を例にして文章の読み方や作文の書き方について学びました。
その後は、各自、夏休みの宿題の作文に、時間いっぱい取り組みました。
また、二日間の締めくくりとして、閉会式前に講堂で論語を学びました。
子どもたちの振り返りシートには、「作文が完成できてうれしかったです」「部屋のみんなともとても仲良くなれてとても二日間楽しかったし、来てよかったと思った」「二日間でサイコーな友達ができた」「1泊2日の短い時間だったけど自由研究を完成できたし、友達もできた」「論語の勉強をして学んで良かったと思えるようになった」などの感想が挙げられました。
「宿題合宿」では、ボランティアスタッフのサポートの下、子どもたちだけで1泊2日を過ごします。
ほとんどの子どもたちは初対面の人と同じ宿泊部屋になり、学校や学年もバラバラの中で、ご飯も、お風呂も、寝る時も一緒に過ごすことになります。
リーダーシップを発揮してみんなを引っ張てくれる人がいたり、困ったときには手を差し伸べてあげられる人がいたり、ダメなことはダメと言える人がいたり、それぞれの宿泊部屋で、それぞれの形で、垣根を越えて子どもたちが協力する姿がとても印象的でした。
最後になりましたが、「宿題合宿(自由研究)」に参加してくれたボランティアスタッフの皆様、ありがとうございました!
またのご参加、お待ちしております!