6月24日(金曜日)に閑谷学校 楷の木の前にて、『備前焼』の贈呈式を開催いたしました。
新たな備前焼のニーズを開拓して、様々な世代に備前焼に親しんでもらいたいと和気閑谷高校2年生
総合的な探究の時間「閑谷學」の備前焼ゼミの10名が
気軽に使える食器として「オードブル皿と箸立て」を制作してくれました。
研修で訪れる方々に備前焼の魅力を発信したいという高校生の発案から
備前焼作家の森敏彰さんに製作を依頼して実現し、
手軽に使えるオードブル皿と箸立てで、楷の葉の灰を釉薬にした備前焼が完成しました。
この釉薬も旧閑谷学校のいろいろな植物の灰で試し、一番発色のよいものにしたそうです。
代表の生徒からは、「これまでとは違う展開から備前焼を盛り上げていきたい思い
みんなでアイデアを出し合って制作した備前焼を活用していってほしい。」とあいさつがありました。
和気閑谷高校生が制作してくれた「オードブル皿と箸立て」を生徒の思いを受け継いで活用させていただきたいと思います。